與五澤 憲一(よごさわ けんいち)
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ビジネス(集客やアフィリエイトなど)を目的としたブログ運営を行う場合、開設直後にキーワード選定を行う必要があります。キーワードには、ユーザーニーズ(求めている情報)が隠されているからです。
検索するとき、理由があって調べ事をしますよね?
「検索する理由」のことをユーザーニーズと呼び、私たちはこの感情があるから調べ事をしているんですよ。
キーワード選定をしてユーザーニーズがわかれば、検索意図にぴったりな記事が書けますね!
ユーザーが抱える「悩み」さえわかれば、解決する「答え」となる記事(コンテンツ)を書くのは簡単です。
さらに、ユーザーとGoogleの両者からも高評価を得られるブログの構成(「トップページ」や「カテゴリーページ」)を作ることもできます。
すると、コンテンツ以外のトップページやカテゴリーページでも、特定のキーワードで検索されるようになるのです。
そして、次第にGoogleからも評価されるようになり、上位表示を達成できるのです。
ただ、サイト運営初心者のほとんどが、キーワード選定を理解していません。
それどころか、知らない人の方が多いことでしょう。長年ブログを書いているプロであっても、キーワード選定を行っていない方の方が圧倒的に多いほどです。
しかし、最初にキーワードを設定しておかなければ、思いつきでブログを作成することになり、構成がデタラメになってしまいます。
その結果、同じ労力で作成したウェブサイトであっても、稼ぎづらいブログが完成してしまいます。
同等の努力をするのであれば、誰しもが「最大限の利益を生み出したい」と考えるはずです。
だからこそ、キーワード選定を徹底的に行い、ユーザーを理解するところから始める必要があります。これさえできるようになれば、コンテンツページだけでなく、トップページやカテゴリーページであっても、特定のキーワードで上位表示できるようになると考えてください。
このページでは、イノバースが実践しているキーワード選定について詳しく解説させていただきます。具体的には、記事を書く前の「ブログ構成」を作るためのキーワード選定です。
あなたも同じように実践するだけで、ブログ記事だけでなく、トップページやカテゴリーページも上位表示できるようになると考えてください。
ブログの構成作りにキーワード選定が必要な理由
キーワード選定はブログ記事だけでなく、「トップページ」や「カテゴリーページ」も行う必要があります。これらのページでも、ユーザーニーズを満たすコンテンツを作成することができるからです。
つまり、トップページやカテゴリーページであっても、上位表示できるということです。
そのため、キーワード選定を基にブログ構成を作っておけば、同じ労力でもアクセスを最大化できるようになります。
カテゴリーページは、単なるグループ分けをするためだけだと思ってました。
僕も始めたばかりの頃は知りませんでした。カテゴリーページはまさに、グループ分けをしていただけです。笑
しかし、今まで勉強をしてきた中で、トップページはもちろん、カテゴリーページでも上位表示できるようになりました。
ただし、これは途中から構成を変えるのは難しく、ブログ開設当初に行っていくのがベストです。
コンテンツが増えた段階で整理しようとしても、ユーザーニーズにマッチしたページに修正するのが難しくなってしまうからです。
まずは理由や仕組みについて、解説していきますね。
ここで一度、理想的なブログ構成の基本をおさらいしておきましょう。

理由があるのでしょうか?
基礎として、「ユーザーが行きたいページに2タップで移動できる構造が良い」と言われています。
利便性が上がるだけでなく、クローラーも巡回しやすくなってSEO(エスイーオー)効果が最大化されるからです。
また、ブログやウェブサイトの構造を最適化すると、トップページに近づくほどSEO効果が大きくなっていくんですよ。
クローラーがウェブサイトに訪れてくれることで、検索エンジンに登録(インデックス)されるようになります。インデックスされて初めて、検索結果に表示されるようになります。

ということは、狙いたいキーワードをトップページのタイトルに含めれば完璧ってことでしょうか?
先に解説があった通り、キーワードにはユーザーニーズが隠されているため、それを満たすことができなければ評価されないからです。
たとえば、けんいち君も悩みや知りたいことがあって検索をしたときに、関係のないページが出て来たらすぐに離脱しますよね?
それと同じです。
それだと、トップページやカテゴリーページには、どのようなキーワードを設定すればよいのでしょうか?
ユーザーニーズありきで考えるからです。
これに関しては、文字だけではわかりづらいため、次項で画像を交えながら解説していきますね!
トップページやカテゴリーページのキーワード選定を行う前に、これらのページの役割と考え方を確認しておきましょう。
「なぜ、ここで紹介する方法が有効なのか」が、手に取るように理解できるようになるからです。
早速、見ていきましょう。
原則、各ページで攻略できるキーワードが異なることを知ろう
冒頭で述べた通り、キーワードには検索意図(検索する理由)があります。
ただし、キーワードによっては、ユーザーニーズが曖昧(あいまい)な単語もあれば、明確なものもあります。検索する人の悩みの度合いや知識量によって、使用するキーワードはそれぞれ異なるからです。
たとえば、「ダイエット」という単語で検索する人のユーザーニーズを考えてみましょう。
このキーワードの場合、「痩せる方法」について知りたい人もいれば、「食事制限」や「運動方法」について調べている可能性もあります。そのため、「ダイエット」という単語で検索する人は、検索意図が曖昧であるといえます。
一方、「ダイエット 食事 制限 メニュー」というキーワードで検索をする人はどうでしょうか。
検索ワードを見るだけで、「食事制限でダイエットをすることが決まっていて、詳しいメニューを知りたい」であろうことが分かるはずです。
そのため、「ダイエット 食事 制限 メニュー」というキーワードで検索する人は、検索意図が明確であるといえます。
ただ、これだと「ダイエット」という単語で上位表示する記事を作るのは、不可能じゃないですか?
検索意図が曖昧だから、ユーザーニーズを満たすコンテンツは作れないと思うのですが……。
修羅の道であるといえます。笑
とはいえ、「ダイエット」というキーワードで上位表示しているウェブサイトは、実際に存在しています。
たとえ検索意図が曖昧であったとしても、複数のコンテンツがあれば、それぞれ異なるユーザーニーズを満たすことができる可能性があるからです。
たとえば、前述の通り「ダイエット 食事 制限 メニュー」で調べ事をする人の検索意図は明確です。そのため、ブログ記事に適したキーワードであるといえます。

次に、「ダイエット 食事」というキーワードで考えてみます。
この検索ワードの場合、「ダイエットに効果的な食事について知りたい」であろうことが予測できます。
しかし、「メニューが知りたいのか?」、あるいは「期間について調べているのか?」など、具体的な検索意図が曖昧です。人によって求めている情報は異なるでしょう。
そのため、ブログ記事を書こうと思っても、ユーザーニーズにぴったり一致したコンテンツを作成するのは難しいです。
そこで、カテゴリーページを活用すれば、「ダイエット食事」などの曖昧なキーワードであってもユーザーニーズを満たせる可能性が出てきます。

カテゴリーであれば、ダイエットに関する食事についての記事を、多数用意しておくことができるからです。

これなら、あらゆる曖昧なキーワードにも対応できそうですね!
カテゴリーページであれば、検索してきてくれたユーザーがそれぞれ違う検索意図があったとしても、ユーザー、一人一人がニーズに合った記事を選択して読めます。
結果として、「ダイエット 食事」で検索する人に対して、ユーザーニーズを満たしたコンテンツとなるのです。
これと同じように、「ダイエット」というさらに検索意図が曖昧なキーワードであっても、トップページであれば攻略できる可能性が高いです。

ダイエットに関する記事をまとめたカテゴリーを、一括(ひとくく)りにしたページになるからです。
これなら、「ダイエット」というとてつもなく曖昧なキーワードで検索をする人であっても、どこかに求めている情報を見つけられる可能性が高くなります。

しかも、たとえトップページにアクセスをしたとしても、「2タップ」で任意の記事に飛べれば、利便性の高さもありますね^^
情報が整理されていると、必要なコンテンツがすぐに引き出せるからユーザー・Googleの両方から高評価をしてもらえますね。
検索意図が曖昧だからといって、ブログ記事で上位表示できないわけではありません。実際に、あらゆる曖昧なキーワードで、検索の上位に表示しているコンテンツは多数あります。
あくまでも、ここで紹介した方法は「一つの考え方」です。
まとめ記事のように、情報を網羅してひとまとめにすることでも、検索意図が曖昧なキーワードで上位表示しているケースも多々あります。
最も重要なのは、末端にある「ブログ記事」であり、これが充実することで、カテゴリーやトップページに多大なる影響を与えると考えてください。
この考え方をまとめると、ブログやウェブサイトは「タンス」であると考えることができます。

タンスには、「衣類」を入れますが、多くの人が引き出しごとに種類分けをしているはずです。下着の引き出し、パジャマの引き出しといった具合です。

ウェブサイトも同じように、コンテンツはトップページ(タンス)の中に収納されています。
たとえば、「ダイエット」というトップページ(タンス)があれば、食事や運動、体質などのカテゴリー(引き出し)分けをします。

「食事」というカテゴリー(引き出し)を開けると、その中には以下のような多数のコンテンツ(衣類)が入っているイメージです。

ブログもタンスと同じように、整理整頓をすることで、ユーザーが求めている情報を簡単に引き出せるようになりますね!
それが結果として、上位表示される評価に繋がっていくということですね!
ブログを開設した当初に種類分けをしておけば、「何を書けばよいのか」が明確になるため、作業効率も最適化されるのです!
ここで重要となる考え方は、「あなたのお客様が必要としている情報を網羅していく」ことにあります。
たとえば、「ダイエット」に関するブログを作るとしても、扱う商品やサービスによって必要な記事は異なります。
そこで、あなたのお客様になってくれるであろう人を考えたとき、「どんな記事があったら有益なのか?」を必死に考えてください。
すると、執筆すべきコンテンツが見えてきます。それと同時に、これらをまとめるカテゴリーもおのずと決まるはずです。これをブレなく行うために、キーワード選定が必要になるということです。
もし、机上の空論で決めてしまうと、ユーザーが求めていない情報ばかりを記事にしてしまいます。その結果、お問い合わせやアフィリエイトなどの成果が上がらないゴミサイトが完成してしまうのです。
車を売るためのサイトを作っているのに、洗車の記事ばかりを書いていても成果は出ないことはご理解いただけるはずです。
確実に圧倒的な成果を出すためには、キーワード選定が必要不可欠であると考えてください。
なぜなら、キーワード選定を適切に行っておくことで、無駄なく、最小限の労力で成果を出せるからです。ブログ構成さえできてしまえば、後は記事を書くだけです。
この結果として、あらゆるキーワードで検索されるようになり、あなたのビジネスに貢献していくと考えてください。
トップ・カテゴリー・ブログ記事でそれぞれ設定すべきキーワードとは
いよいよ、本項からは、それぞれのページに適したキーワード選定方法を紹介させていただきます。
基本的な方法はどのジャンルも同じであるため、あなたのビジネスに置き換えて考えてください。
キーワードの種類に関しては、以下のコンテンツで詳しく解説してあります。ここから下の内容を、より理解できるようになるため、必ず確認してください。
ブログトップページ
まず、トップページから考えていきます。先に解説した通り、SEO効果が最も強く、ブログのテーマそのものであると言えるからです。
なお、トップページのキーワード選定を行う際は、「ブログ詳細ページ」や「LP(ランディングページ)」も同時に考えていきましょう。

それぞれ、順を追って解説させていただきます。
ブログトップページ:「商標・ブランド」キーワードを選定

ブログのトップページには、「商標・ブランド」キーワードを設定しましょう。
たとえば、あなたが今見ているこのページのトップページタイトルは、「イノバース(会社名)」です。「イノバース」というキーワードで検索してもらうための対策です。
さっきまでの話だと、「ダイエット」などの曖昧なキーワードを設定した方がいいんじゃないですか?
コンテンツページを、カテゴリーでまとめなければいけないルールはありません。また、カテゴリーページをトップページで一括りにしなければいけない決まりもありません。
有益になる記事をたくさん書いた後に、別のコンテンツでまとめれば応用できるからです。
実際に、「まとめ記事」と呼ばれるコンテンツが上位表示しているのは、曖昧なユーザーニーズをカバーできるように一括りにしているからなんですよ。
となると、やっぱり重要なのはブログ記事になりますね。
でも、なんで「商標・ブランド」キーワードを選ぶ必要があるんですか?
ユーザーに対して良質なコンテンツが増えていくと、アクセスが少しずつ増えていきます。悩みを抱えていたり調べ事をしたりしている人が、検索をしてくれるようになるからです。
すると、あなたのブログは時間の経過とともに認知度が高まっていきます。
その結果、サイト名で検索されるようになっていくのです。
たとえば、YouTubeや楽天、Amazonなどで検索する人の場合、それぞれのサイトに「行きたい」と思っている人が使います。
動画を探そうと考えたときはYouTubeが思い浮かびますし、買い物をする際は楽天やアマゾンを利用しています!
当サイト(イノバース)の場合、「ブログで稼ぐ方法や集客」についてまとめていますが、「イノバース」というタイトルを付けてあります。
一般的には、たとえば「ブログで稼ぐ方法をまとめたブログ」などのサイト名を付けるパターンが多いでしょう。
しかし、これではサイト名が長すぎてしまうため、覚えづらくなってしまいます。これでは、たとえ人気ブログになってアクセスが集まるようになったとしても、ブログ名で検索されづらくなってしまいます。
最悪の場合、ライバルサイトが作成した、似たようなタイトルのコンテンツを間違えてクリックしてしまう可能性があります。
これでは集客効果が薄れてしまう上に、本来得られるはずの利益を逃してしまいます。
そこで、オリジナルのブログ名をトップページに設定することで、独自性を出していくのです。すると、「〇〇なら△△!」と思ってもらえるようになり、サイト名で確実に検索されるようになるのです。
当サイトの場合、「ブログで稼ぐ・集客する方法を知りたいからイノバースにアクセスしよう」という流れを作っています。
あなたも同じように、良質な記事を書き続けていれば必ずブログ名が有名になります。もちろん、開設当初は認知度がないため、一切サイト名では検索されることはないでしょう。
しかし、ユーザーニーズを満たすブログ記事を更新し続けると、必ずサイト名で検索されるようになります。ブログ名で検索されるようになるということは、信頼してくれている証拠です。
ここまで来れば、集客やアフィリエイトは面白いように成約していきます。
あなたもここを目指して、ブログのトップページには、「商標・ブランド」キーワードを設定しましょう。
ポイントとしては、以下を意識することをオススメいたします。
- わかりやすい
- 短い
- 独自性がある
- 親しみやすい
世界にひとつだけの、オリジナリティあふれるブログ名にしましょう。
ブログ詳細ページ:「商標・ブランド&情報収集」キーワードを選定

ブログの詳細ページとは、会社やブログに関して細かく解説したページのことを指します。
具体的には、「〇〇(会社名)値段」「△△(ブログ名)評判」など、ブログ名や会社名にプラスして、情報収集をするためのページです。
たとえば、ビジネスの集客を行う場合、「商品の価格について」や「サービス内容の詳細」について解説したページのことです。
一方、アフィリエイトサイトの場合、オススメする商品やサービスの詳細ページのことであると考えてください。「商品名 価格」「サービス名 口コミ」などです。
あなたの会社名やブログ名が人気になって行くことで、評判や価格に関することなどを知りたくなる人が増えてくるのは当然です。また、情報収集をしている中で、購入を検討している商品やサービスの詳細を知りたくなる人もいるでしょう。
そこで、詳細ページを用意しておくことで、ユーザーも安心して申し込みができるようになります。
詳細ページには、「商標・ブランド&情報収集」キーワードを選定して作成しましょう。
サービスを利用してくれる人は、必ず見るページです!
ランディングページ(LP):「行動」キーワードを選定

ランディングページには、「行動」キーワードを選定して記事を作成しましょう。
たとえば、「外構工事 見積り」「住宅ローン 比較」などです。これら「行動」キーワードで検索する人は、いますぐにサービスを利用しようとしていたり、商品を購入しようとしていたりします。
しかし、「どこに依頼したら良いかわからない」「どれが良い商品なのかわからない」という悩みがあるから「行動」キーワードで検索しています。
そこで、「弊社にお問い合わせください」「〇〇が△△な◇◇(商品名)がオススメ!」など、背中を押してあげるコンテンツを読ませるだけで成約していきます。
そのため、ランディングページには、「行動」キーワードを設定しましょう。
そのため、情報収取キーワードでユーザーを集めて情報を与えた後、ランディングページへ誘導して成約させる導線を作るようにしましょう。
SEOに自身がある人であれば、遠慮なく攻めていきましょう。
値段の安さだけじゃなくて、ベネフィット(利用することで得られる利益)について比べたいユーザーが多いですね!
カテゴリーページ:「情報収集(曖昧)」キーワードを選定

カテゴリーページには、「ダイエット 食事」「ダイエット 運動」などの「情報収集(曖昧)」キーワードを選定してください。先に解説した通り、カテゴリー内のコンテンツを充実させることで、検索意図が曖昧なキーワードであっても、ユーザーニーズを満たす記事になるからです。
また、カテゴリー内に人気コンテンツができて多くのリンクを獲得できれば、クローラー(検索エンジンロボット)が頻繁に訪れるようになります。
すると、カテゴリーページにもそのリンク効果が直接反映されるため、Googleからも高評価を受けやすくなるのです。
結果として、ユーザーとGoogleの両者から高評価を得られるようになり、上位表示を達成できます。
末端にある記事が評価されることで、カテゴリーページにもその力が反映されることにより、Googleからも評価されることを理解できました!
あくまでも、重要なのは「ユーザーのためになる記事(コンテンツ)を書くこと」を再認識しました。
もちろん、「ダイエット」というキーワードを設定してもよいですが、難易度が高いです。検索意図が曖昧すぎるため、ダイエットに関する情報を網羅しなければいけないからです。
ただ、集客やアフィリエイトを目的とする場合、ゴールが決まっているはずです。
たとえば、ダイエットの中でも、「フィットネスクラブへの集客」や「ダイエットサプリの販売(アフィリエイト)」などがあります。この場合、ダイエットというジャンルの中でも、書くべき内容が決まっているはずです。
車の一括査定に申し込んでもらうためのサイトを作っているのに洗車の記事を量産してもコンバージョン(成約)しないのと同じように、よりゴールに近いお客様を集めることが基本となります。
そのため、欲張って「ダイエット」などの検索意図が曖昧すぎるワードを選定するのはオススメできません。
できれば、「ダイエット 食事」「ダイエット 運動」などのように、情報収集キーワード(曖昧)を選ぶようにしましょう。
ブログ記事:「情報収集(明確)」キーワードを選定

ブログ記事には、「情報収集(明確)」キーワードを選定しましょう。
たとえば先にあげたように、「ダイエット 食事 制限 メニュー」のように、検索意図が明確なキーワードです。基本的には、単語を組み合わせた複合キーワードのことです。
検索ワードが具体的になるほど、ユーザーニーズが明確になります。それを完璧に満たす記事を書けば、勝手に検索されるようになるのです。
また、拡散されて多くの被リンク(他のブログやサイトからリンクを貼ってもらうこと)を獲得できれば、リンク効果がカテゴリー・トップページにも反映されます。

すると、被リンク経由からブログ記事にクローラーが訪れるようになります。
そして、カテゴリーページやトップページへも巡回するようになり、あらゆるキーワードが評価されて上位表示されるようになるのです。
これを実現するためには、末端にあるコンテンツが最も重要になります。そのため、ブログ記事のキーワード選定を徹底的に行い、より多くの「情報収集(明確)」キーワードを網羅してください。
実際に、あなたが今見ているイノバースはもちろん、運営している全てのブログ、そしてクライアント様のサイトも含めた全部が「情報収集(明確)」キーワード99%で構成されています。
ユーザーのためになる記事を徹底的に作り込むことで、ファンを生み出し、そこから集客するためです。ファンになってもらうことさえできれば、他のページも勝手に読んでくれるようになり、自動的に成約していきます。
つまり、「検索してもらう(認知)」→「記事を読んでもらう(興味・検討)」→「メルマガ登録・コンサルティングへの申し込み(行動決定)」の流れを全自動化しているのです。
これを実現させるためには、より多くの人に認知してもらうための記事が必要になります。
だからこそ、検索する人が使うキーワードを選定して、弊社が提供するビジネスに興味がある人を一人でも多く集客する必要があるのです。
そのため、ブログやウェブサイトの運営では、ビジネスの「きっかけ」を生み出してくれるコンテンツページが最も重要であることを覚えておきましょう。

たったこれだけで、アクセスが集まるようになり、見て欲しいページへ誘導するだけで簡単にコンバージョンを生み出すブログが完成します。
面倒臭がらずに、一つ一つの記事で丁寧にキーワード選定を行い、ユーザーニーズを完璧に満たす圧倒的なコンテンツを作成していきましょう。
ここを徹底的に作り込んで、成果を生み出すウェブサイトに育て上げます!
ブログ構成を決めるキーワード選定の具体的手法
ページごとに設定するキーワードがわかったところで、ここからはキーワード選定の方法について解説させていただきます。
基本となるやり方はどのジャンルも同じであるため、あなたのビジネスに応用して考えていきましょう。
できれば、ブログを開設してすぐに、このキーワード選定を行うことをオススメ致します。必要な情報だけをコンテンツにできるようになり、最小の労力で最大の成果を生み出せるようになるからです。
また、整理されて利便性も向上するメリットがあります。
それでは、見ていきましょう。
関連キーワード候補を全て洗い出す
まず、関連キーワード候補を全て洗い出します。関連キーワード候補とは、特定のキーワードに関係するキーワードの候補のことです。
例を見てみましょう。
たとえば、「カードローン」というキーワード候補を入力した場合、以下のような候補を一瞬で出してくれます。
キーワード | 月間平均検索ボリューム |
---|---|
キャッシング | 33,100 |
ローンシミュレーション | 33,100 |
消費者金融 | 27,100 |
ローン計算 | 27,100 |
おまとめローン | 22,200 |
今回の場合、「カードローン」というキーワードに関連するキーワードを「候補」として教えてくれるんですね!
しかも、月間平均検索ボリューム(一ヶ月当たりに検索されるおおよその回数)が見れるから、検索需要も同時に確認できるのはありがたいです!
これを机上の空論で考えてしまうと、見当ハズレになってしまい、骨折り損のくたびれ儲けになってしまうので要注意です。
あなたも同じように、Googleキーワードプランナーを使用して、キーワードの候補を全て洗い出しましょう。
洗い出したキーワードを6つに分類する
キーワード候補の取得が終わった後は、キーワードを分類していきましょう。ここでは、先に挙げた「カードローン」の関連キーワード候補を分類していきます。
以下と同じように、あなたも洗い出したキーワードを分類していきましょう。
まずは、以下の3つの種類に分けてください。
- 「行動」キーワード
- 「商標・ブランド」キーワード
- 「情報収集」キーワード
「行動」キーワード | 検索数 | 「商標・ブランド」キーワード | 検索数 | 「情報収集」キーワード ※一番重要 | 検索数 |
---|---|---|---|---|---|
カード ローン 即日 融資 | 320 | プロミス | 165,000 | カードローン | 60,500 |
キャッシング 即日 | 2,400 | アコム | 246,000 | おまとめローン | 22,200 |
お金 借り たい | 3,600 | レイク | 110,000 | - お まとめ ローン とは | 40 |
審査 キャッシング | 20 | アイフル | 135,000 | 消費 者 金融 | 27,100 |
etc…… | ー | etc…… | ー | - 消費 者 金融 金利 | 1,000 |
ー | ー | ー | ー | - 消費 者 金融 上限 金利 | 10 |
次に、それぞれのキーワードを掛け合わせて、さらに3つに分類していきましょう。
「行動」&「情報収集」キーワード | 検索数 | 「行動」&「商標・ブランド」キーワード | 検索数 | 「商標・ブランド」&「情報収集」キーワード | 検索数 |
---|---|---|---|---|---|
カードローン 審査 | 5,400 | りそな銀行カードローン | 2,400 | プロミス 金利 | 1,600 |
カード ローン 比較 | 3,600 | みずほ銀行カードローン | 14,800 | アコム 手数料 | 320 |
カード ローン | 3,600 | 住信SBIネット銀行カードローン | 480 | レイク 金利 | 1,000 |
カード ローン 借り換え | 3,600 | 三菱東京UFJ銀行カードローン | 3,600 | アイフル 手数料 | 90 |
上記のキーワードは、あくまでも「一例」です。実際は、関連するすべてのキーワード候補を細かく分類してください。
ジャンルによって異なりますが、数万キーワードを超えることはザラであるため、根気強く行うようにしましょう。
これを整理してブログ構成を作り上げれば、利便性も高くなってユーザーとGoogleの両者から高評価を受けられそうです!
ユーザーニーズを明確にして、満足度の高いコンテンツを作成していきましょう。
各ページで対策するSEOキーワードを決める
キーワードの分類が終わったら、早速ブログの各ページにキーワードを設定していきましょう。ここまでの作業を丁寧に行っている人であれば、キーワードの特徴やライバルサイトの情報など、知識量も増えているはずです。
最後の作業として、ユーザーニーズと検索意図を考えながら、それぞれのページに最適なキーワードを設定していきましょう。
ここでは、先ほどから例に挙げている「カードローン」というキーワードで見ていきましょう。

「カードローン」というキーワードの場合、アフィリエイトサイトであると予測できます。そのため、関係のないブログ名を付けるのではなく、「カードローン」を含めたタイトルのトップページにしましょう。
集客ブログとアフィリエイトサイトではキーワード選定の方法も異なるんですね。
集客目的のブログの場合、オリジナリティのあるブログ名にしたいですね!
この場合のイメージとしては、「カードローンに関することが知りたければ、このブログを見てください!」と言えるレベルを目指します。
カードローンに関する有益なコンテンツが充実していけば、「カードローンなら〇〇(サイト名)」といったように、認知度が上がっていきます。
たとえば、「お金を借りる方法」についての記事をシェアするとなると、それを見た人が「この人、お金に困っているのかな?」と思われる可能性があります。
これは、他のジャンルでも言えることであり、他人に知られたくないような悩みに関するような情報は、被リンクが集まりづらい特徴があります。
しかし、上位表示しているアフィリエイトサイトの場合、高度な技術で自作自演のリンクを送ってSEO効果を高めています。
そのため、初心者からすると難易度がとても高いことを覚えておきましょう。
ここは焦らずに、ブログ記事からアクセス集めて、ランディングページへ誘導するようにしましょう。

ブログの詳細ページには、「プロミス 金利」や「アコム手数料」などの「商標・ブランド&情報収集」キーワードを設定しましょう。
各金融機関の詳細ページを、用意するということです。

ランディングページには、「カード ローン 即日 融資」や「キャッシング 即日」など、「行動」キーワードを設定してください。
これで上位表示すればこの上ないですが、難しすぎるため、各ページからランディングページへ誘導してあげる導線作りが重要になります。

カテゴリーページには、カードローンに関する「情報収集(曖昧)」キーワードを設定しましょう。たとえば、以下のような具合です。
- カードローン金利
- カードローン審査
- カードローン
- おまとめローン
- etc……
あくまでも一例ではありますが、上記のようなキーワードでカテゴリーページを作り、有益となるブログ記事をたくさん書くことが重要になります。

最後に、ブログ記事は作成したカテゴリーに関する情報を徹底的に網羅して書いていきましょう。カードローンに関する情報を、わかりやすく無数に取り揃えることが成功のカギを握っています。
あなたが参入するジャンルに置き換えて、お客様となるユーザーが必要としている情報を徹底的に網羅していきましょう。
ブログ記事の書き方に関しては、以下のコンテンツを「何度」も熟読して身に着けてください。
ブログの構成が決まったら、脇目も振らずにひたすらブログ記事を書いていく
キーワード選定が終わり、ブログ構成が出来上がった後は、黙々とコンテンツを作成してください。アクセスはブログ記事から生まれていき、それが結果的にサイト全体に広がっていくからです。
そのため、とにかくわき目もふらずに記事を書くことに集中しましょう。
なお、ブログ記事を書く際もキーワード選定が重要です。面倒ではありますが、一つ一つのコンテンツのキーワードも妥協せずに洗い出していきましょう。
ブログ記事のキーワード選定に関しては、以下の記事で細かく解説しているため、ぜひ、参考にしてください。
ユーザーの多くは、自分の悩みを解決する「答え」がわからないから検索をしています。
そこに対して、「解決策」を記事として書くことで、読まれるようになり、結果として集客やアフィリエイトが成立していくと考えてください。
詳しくは長くなってしまうため、以下の記事で解説している「ロングテールSEO」について理解しておくことをオススメいたします。
まとめ:ブログ運営はキーワード選定から始まる
SEO効果を最大限に引き出すブログ構成作りは、開設当初に行うのがベストです。途中でカテゴリーを追加してコンテンツを移動させてしまうと、URLが変わり、SEO効果がゼロに戻ってしまうからです。
また、何も考えずに記事を追加し続けてしまうと、ユーザーが必要とする情報を見つけづらくなり、利便性が悪くなります。
これでは、利用してくれる人はもちろん、Googleからも高評価を得ることはできません。
逆をいえば、最初にキーワード選定を行い、ブログの構成を作っておけば、最後までぶれることなく完成させられます。場合によっては、キーワード選定だけで数ヶ月の時間を有することもあります。
しかし、ブログは時間と労力をかけた人が勝ち残ることができるため、必ず行ってください。これを意識するだけで、結果が何倍、何十倍も変わってきます。
「ブログ運営はキーワード選定から始まる」この言葉を念頭に置き、徹底的に作り込んでいきましょう。