與五澤 憲一(よごさわ けんいち)
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同じ時間で同じように努力をしているように見えたとしても、その後の成果が大きく変わることがあります。これにはいくつか要因があるものの、その中の一つとして「どのように時間を有効に活用しているのか」があります。
つまり、努力の方向性次第で結果は大きく変わるということです。
タイム・マネジメント(時間管理)を行うことで「短時間で将来に大きな実績を出す」ための時間の使い方をしているかどうかが重要になります。
そこで、世の中の成功者がどのように時間を過ごしているのかを理解する必要があります。これを学ぶことで、その後の実績は大きく変わっていきます。これには、重要度と緊急度の2つを理解し、第二象限の概念を実践・行動しなければいけません。
重要度と緊急度から考える行動パターン
世の中の仕事には、「重要度の高い・低い」と「緊急度の高い・低い」があります。これらの関係性を分けると、以下のようになります。
- 第一象限:(重要度:高・緊急度:高)
- 第二象限:(重要度:高・緊急度:低)
- 第三象限:(重要度:低・緊急度:高)
- 第四象限:(重要度:低・緊急度:低)
この中で、重要度と緊急度の両方が高いものを「第一象限」といいます。突然起こったトラブルや会社の資金繰りなど、いますぐ行わなければいけないことが第一象限です。
次に、緊急ではないものの、重要度の高いものを「第二象限」といいます。商品開発や人材育成、集客、売上増大の仕組みなど、かなり重要ではあるものの今すぐ行わなければいけないというわけではありません。
そして、重要度は低いが緊急性の高いものを「第三象限」といいます。急な電話や来客、無計画な飲み会などが第三象限です。
最後に、重要でなく緊急性も低いのが「第四象限」です。ダラダラとテレビを見る時間や暇つぶしなどは第四象限です。
成功する人と失敗する人の行動パターンの違い
これらの関係性を図にすると、以下のようになります。

上の図で考えたとき、多くの人は第二象限を飛ばして「第一象限 → 第三象限 → 第四象限」という道順をたどります。
つまり、二番目に重要となる第二象限の商品開発や人材育成、集客などの「ビジネスで根幹となる部分」を無視して、緊急度の高いものから手をつけようとするのです。これが原因で、成功することができません。
ただ、第三象限はビジネスを行う上でまったく重要ではないため、実際のところ生産性は薄いです。そのため、いくら頑張っても成果が上がりません。
一方、成果を出す人は第一象限が終わった後に第二象限へと移ります。つまり、急な電話や来客を無視したり、無駄な飲み会を断ったりして緊急ではないことへ時間を使わないようにします。
その代わり、いますぐ行う必要はないものの、将来は必ず大きな成果を出せるようになるであろう事柄(第二象限)へ力を注ぎます。こうした時間の使い方を実践することが、その後の実績に大きく影響するようになります。
成功の習慣形成を行うタイム・マネジメント:第二象限に注力する
成功している人であるほど、第二象限を行うことを徹底しています。ただ、実際のところ、いくら頭でこうした概念を理解できたとしても、実行できる人は圧倒的少数です。
たとえば、弊社は集客をコア技術としてコンサルティングを行っています。このとき、努力して行動さえすれば圧倒的に稼げるビジネスモデルを提供し、そのために必要な方法をすべて教えたとしても、現実的には高い確率でお客様は行動しません。
「忙しい」「時間がない」などの言い訳をして、緊急度の高いものから手を付けようとするからです。
ここに、いくら努力しても大した成果しか出せない根本的な理由が隠されています。
一方、圧倒的な成果を出すクライアント様の場合、何も言わずにコツコツと第二象限を行います。これが大きな結果を生み出し、成功を収めるのです。
新たなビジネスの創出や商品開発、集客の仕組み作りなどは完全なる第二象限です。
ただ、第二象限はである以上、緊急度が低いため即金性がありません。少なくとも、「一か月後に何とかしたい」といわれても無理です。1年後に爆発的に稼げるようになるのが第二象限の基本であり、当社は第二象限だけに的を絞ってアドバイスをしています。
もし、第二象限を飛ばして第三象限を行っている場合、これを止めるだけで確実に成果が上がるようになります。
まとめ
このように、第二象限を行えない人が大多数である実態を考えると、なぜ成功できない人がほとんどなのかを理解できます。それは、第二象限という即効性がなくて大変な過程を飛ばし、第三象限や第四象限という楽な方法に逃げているからです。
ただ、弊社のコンサルティングによって第二象限をしっかりと構築していったクライアントであれば、ほぼ確実に大きな成功をおさめています。時間はかかったとしても、諦めずに第二象限ばかりを行っていけば将来は必ず大きな成果が返ってくるようになります。
ビジネスで成果を出すタイム・マネジメントというのは、どれだけ第二象限に注力できるかにかかっています。
なお、当社のサービスは即効性を求めて楽をしたい人にとっては向いていません。一方、第二象限の重要性を理解したうえで、努力できる人であれば圧倒的な成果を出せるように指導します。本気でビジネスに取り組みたい方であれば、当社に問い合わせをすると1年後の成果が見違えるようになっていくはずです。