與五澤 憲一(よごさわ けんいち)
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Googleキーワードプランナーを使おうとしたら、「Google AdWordsへようこそ」という文字が出てきてしまい、「Googleキーワードプランナーが使用できない!」と考える人は多いです。実は、Googleキーワードプランナーを使用するためには、以下の2つのアカウントを所有していなければいけません。
- Googleのアカウント
- Google AdWordsのアカウント
実際に、Googleサポートに電話をして確認したので、間違いありません。
このページでは、これからGoogleキーワードプランナーを使用する人のために、具体的な方法を画像付きで解説させていただきます。具体的には、「Google AdWordsのアカウントの作成方法」と「無料でGoogleキーワードプランナーを使用するためのキャンペーン(広告)の設定」です。
この手順通りに実践していただければ、初心者でも簡単にGoogleキーワードプランナーを使用できるようになります。早速、見て行きましょう。
Google Adwords(グーグルアドワーズ)のアカウント取得の事前準備
まず、Google Adwordsのアカウントを取得する前に、Googleアカウントを取得してください。冒頭で述べた通り、Google Adwordsキーワードプランナーを使用するためには、両方のアカウントが必要になるからです。
Googleアカウントの開設
もし、現段階でGoogleアカウントを持っていない場合、先に取得しておきましょう。初心者でもわかりやすいように、以下の記事(コンテンツ)にて画像付きで作業手順を公開しているので、参考にしてください。
【2017年度最新】Google Adwordsキーワードプランナーを使うまでの具体的手順
Googleアカウントの取得が終わったところで、次にGoogle Adwordsのアカウントを開設していきます。初心者でも迷うことなく設定できるように、画像付きで解説していくので、一つずつ確認しながら進めることをオススメします。
早速、2017年2月現在の手順を見ていきましょう。
Google Adwordsキーワードプランナーにアクセス
はじめに、Google AdwordsキーワードプランナーのWebページへアクセスしてください。以下のボタンをクリックすれば、新しいタブで表示されます。
以下のページが表示されたら、右上の赤枠で囲んである「ログイン」をクリックしてください。

Googleアカウントでログイン
すると、Googleアカウントへのログイン画面が出てくるため、赤枠の場所へパスワードを入力してから「ログインボタン」を押して進んでください。

メールアドレスとウェブサイトの登録
「Google Adwordsへようこそ」というメッセージとともに、「メールアドレス」と「ウェブサイト」の入力項目が現れます。赤枠で囲んである場所です。

- メールアドレス:任意のものを入力(Gmailがオススメ)
- ウェブサイト:広告を出すウェブサイトのURLを入力
それぞれの入力が終わり次第、青い「続行」と書かれているボタンを押してください。
Google Adwordsにページを切り替え
以下のようなページが表示されるため、赤枠で囲んである「Adwordsに切り替える」をクリックしてしてください。

ページが切り替わると、最初のキャンペーン(広告)を作成する画面になります。なお、何度も解説している通り、実際に広告を出すわけではありません。そのため、1円も発生しないと考えてください。

キャンペーン(広告)を設定するための4つの項目
下に移動すると、キャンペーンを設定するための4つの項目があります。

- キャンペーン(広告)の予算を決める
- 広告の掲載対象(ターゲット)の選択
- 入札単価の設定
- 広告の作成
ここでは、上記図の赤枠で囲んである項目全てを入力する必要があります。間違えないように、以下の参考資料をもとに同じように設定してください。
順を追って解説します。
1.キャンペーン(広告)の予算を決める
まず、キャンペーンの予算を決めます。操作方法としては、「予算」と書かれている場所をクリックします。

すると、入力項目が出現します。
実際に広告を出すわけではないため、ここでは「500円」で問題ありません。入力が終わったら、「保存」を押してください。

2.広告の掲載対象(ターゲット)の選択
次に、広告の掲載対象を選択します。ここでは、以下の3つの設定があります。
- (ターゲットの)地域の選択
- ネットワークの設定
- キーワードの設定
一つずつ、確認していきましょう。
2-1.(ターゲットの)地域の選択
地域の選択に関しては、「日本」にチェックを入れて「保存」を押せばOKです。
「すべての国と地域」でも問題ありませんが、後から広告を出そうと思った時に訂正しなければいけないため、ここで指定しておくことをオススメします。

2-2.ネットワークの設定
ネットワークの設定に関しては、デフォルト(初期設定)のままで構いません。画面に向かって右側の「ディスプレイ ネットワーク」にチェックが入っていることを確認して、「保存」を押してください。

2-3.キーワードの設定
キーワードの設定とは、「広告をどのキーワードで検索されたときに表示したいか?」を決めることを指します。
たとえば、エステサロンを運営している場合、「エステ」や「美肌」などで検索された時にキャンペーンが現れれば美容に興味がある人だけを集めることができます。ここでは、関連するキーワードを、15〜20選び、設定してください。
実際に広告を出さないとはいえ、この段階で決めておけばキャンペーンを出す時に楽なので、ある程度関係性の高いキーワードを設定しておきましょう。
入力方法は、以下の画像の赤枠で囲んだ場所へキーワードを打ち込むだけです。

キーワードを一つ入力すると、キーワードに対する検索数が次のように表示されます。

このときに、キーワードを一つずつ入力してもよいですが、手間がかかる上に思い浮かばないことがあります。そこで、マウスのカーソルをキーワードに合わせると、「さらに検索」というボタンが出現します。

これをクリックすると、新たに関連キーワードが3つ表示されます。

これを繰り返すだけで、関連キーワードは簡単に見つけ出せるため、初めての人にはオススメです。

キーワードを15〜20選択し終わったら、「保存」を押してください。

以下のようになれば、OKです。

3.入札単価の設定
次に、「入札単価」の設定を行います。入札単価とは、先に設定したキーワードで検索されたときに、表示された広告の1クリックあたりに支払う単価のことです。
たとえば、「エステサロン 〇〇(地名)」と検索された際、出した広告が現れ、それがクリックされたときに支払う金額のことです。
このとき、競合他社も同じキーワードを設定していた場合、入札単価が高いウェブサイトが検索上位の広告枠に表示されます。これをオークションのように競うことから、入札という言葉が使用されていると考えてください。
ただ、ここでは実際に広告を出すわけではありません。そのため、「指定された予算内で最大のクリック数を獲得できるよう、自動的に入札単価が設定されるようにする」にチェックを入れて「保存」でOKです。

4.広告の作成
入札単価の設定が終わった後は、広告の作成を行います。ここでいう広告の作成とは、キーワードを入れて検索をしたときに、以下の画像のように表示されるキャンペーンのことを指します。
ここでは、次の4つの項目を入力して、広告を作成していきます。

- ランディングページ:宣伝したいウェブサイトのURL
- 広告見出し1:キーワードを含んだキャッチコピー
- 広告見出し2:キーワードを含んだキャッチコピー
- 広告文:広告先の宣伝となる文章を記載
これも実際に広告を出すわけではないため、そこまで考えずに決めて問題ありません。以下の画像右側にある「広告プレビュー」を見ながら入力できるため、初心者でもイメージしやすいです。広告の作成に必要な4つの項目の入力が終わったら、「保存」を押してください。

入力した内容に間違いがないことを確認して、「広告の成果向上に役立つヒントや提案を受け取る」にチェックを入れた後、「保存して次へ」をクリックしてください。

お支払いの設定(無料でできるので安心してください)
すると、「お支払い」と書かれたページに飛びますが、お金を支払うわけではないので、ご安心ください。ここで行うのは、「個人情報の入力」と「支払い方法の選択」です。

早速、見ていきましょう。
支払い情報はデフォルト(初期状態)でOK
まず、「支払い情報」を入力します。日本に住んでいる場合、初期状態のままで問題ないため、そのまま進んでください。

個人情報の入力
次に、個人情報の入力をします。

一番上を見ると、、「アカウントの情報」と書かれている部分があります。クリックすると、「個人」あるいは「ビジネス」を選択できるようになっているため、該当する方を選択してください。
- 個人:趣味として利用する場合
- ビジネス:個人事業主・法人が仕事で利用する場合

アカウントの種類が決まった後は、「名前と住所」を入力します。なお、ビジネスを選択した場合に限り、会社名を入力する項目があります。

支払いタイプの選択
続いて「支払いタイプの選択」をします。初期設定のままでは、「自動支払い」になっています。

クリックして、「手動支払い」を選択してください。

すると、「お支払額を設定」と「お支払金額」が現れますが、実際に支払うわけではないので特に変更せずに進んで構いません。

お支払い方法の選択
最後に、お支払方法の選択をします。初期の状態では、「クレジットカードかデイビットカードを追加」になっているため、「振込」に変更します。

クリックすると、選択項目が出現するため、「振込」を選んでください。

「Adwordsの利用規約に同意します」にチェックを入れて、「終了して広告を作成」を押してください。

Google Adwordsのアカウントの開設前の最終確認
すると、Google Adwordsのアカウントの開設前の最終確認が表示されます。
このとき、広告料を支払うためのGoogleの銀行口座情報が表示されるため、必要な人はここで印刷して、「完了」を押してください。

Google Adwordsのアカウントの開設完了
ようやく、Google Adwordsのアカウントが開設されました。
続いて、Google Adwordsキーワードプランナーの起動まで説明して終わらせていただきます。「管理画面を見る」をクリックして、管理画面に入ってください。

キャンペーン(広告)の「一時停止」をお忘れなく
Google Adwordsの管理画面は、以下の通りです。

このとき、アカウント開設時に作成した広告が「有効」になっているため、「一時停止」をします。これにより、広告を完全にストップしつつも、Google Adwordsキーワードプランナーを使用できます。操作方法としては、上記画像の赤枠で囲んである緑色の丸を、クリックしてください。
すると、以下のように選択項目が出現するため、「一時停止」を選択してください。

これで完全に、作成したキャンペーンが無効になります。
Google Adwordsキーワードプランナーを起動する方法
いよいよ、Google Adwordsキーワードプランナーを起動します。画面上部のメニューにある、「運用ツール」をクリックしてください。

「運用ツール」をクリックすると、下の画像のようにズラッと項目が出現します。この中から、「キーワードプランナー」を選択してください。

Google Adwordsキーワードプランナー管理画面
下の画像と同じように、管理画面が表示されればGoogle Adwordsキーワードプランナーが使用できます。お疲れ様でした。これからのキーワード選定にお役立てください。絶大な効力を発揮します。

まとめ
Google Adwordsキーワードプランナーを使用するためには、Google Adwordsのアカウントが必要不可欠です。このページを見ながら設定すれば、初心者でも簡単にアカウントを開設できるのでぜひ、お役立てください。
なお、実際に広告を出さずに無料で使用する場合、「月間平均検索ボリューム」の表示が大雑把です。

画像を見てわかる通り、数字はかなり適当に表示されるため、精度の高いキーワード選定は難しいです。

もし、具体的な数字を確認したい場合、実際に広告を出すしかありません。無料のままでは限界があるということです。
ただし、一ヶ月300円程度で使用できるため、本気でウェブサイトやブログを運営する人は課金することをお勧めします。より精度の高いキーワード選定が可能になり、検索上位に表示しやすい記事(コンテンツ)作成が可能になります。
詳しく知りたい場合、以下のコンテンツを確認してください。
>>次のページは、キーワードプランナーの月間平均検索ボリュームを復活させる方法です