與五澤 憲一(よごさわ けんいち)
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YouTube(動画)を見ることが当たり前になり、「テキストベースのブログで成果を出すのは難しいのではないか?」と心配になる人はたくさんいます。
そのためか、「ブログはオワコンだ」「今から始めても成果を出せない」と考える人は多いです。


結論から申し上げますと、ブログはオワコンではありません。そうでなければ、すでに成果を出している人は新しいブログやアフィリエイトサイトを立ち上げようと考えることはないですよね。
そもそもブログは「一つのツール」であり、発信する内容によって使い分けをするのが正しい使い方だからです。
つまり、使い分けるのがベストです。
たとえば、短時間で見られる料理動画はわかりやすくて見ていて楽しいですが、実際に作るときはテキストになっている方がありがたいです。
動画だと都度止めて確認しなければならない上に、見過ごしたら戻る手間があるからです。そのため、「ブログはオワコンだから動画をやろう!」という話題は本質的ではありません。
ブログの役割を理解して運営していけば、これから先も成果を出していくことは十分に可能です。
しかし、まだ十分に結果を出した経験がない、あるいは報酬が下がっている場合はなにが正しい運営なのかがわからないですよね。
そこでこのページでは、2019年にブログで確実に成果を上げる方法をご紹介させていただきます。
2019年もブログで確実に成果を上げるための2つの条件
2019年にブログで確実に成果を上げるためには、以下の2つを徹底する必要があります。
- 発信する媒体を増やして連携させる(SEOに依存しないこと)
- 体験ベースで一次情報にこだわる
ここでいう「成果」とは、以下のことを指します。
- 集客(自社集客)
- お金を稼ぐこと(アフィリエイトなど)
以前までは、有益な記事を書くだけで簡単に上位表示ができました。
しかし、今ではそれだけでは難しくなり、収益化・集客のハードルが大きく上がっています。
実際に、僕が始めて運営を開始した見積り外構工事(https://ansin-kouji.com/)の記事を書いていたときは、
- キーワード
- 検索意図
などを全く知らなかったため、ひたすら記事を書き続けていました。競合が弱かったこともあり、それでもアクセスを集めて収益化ができたのです。
しかし、当時のやり方では2019年で同じことをやっても成果を出すのは難しいでしょう。


それを2015年の秋頃から感じるようになり、そこから記事について改めて深く学ぶようになりました。
そこで行き着いたのが「ブログの成功技術(電子書籍)」のノウハウです。自らの知識をまとめるとともに、同じように悩む人に情報をシェアさせていただきました。
これが分かってからは、しっかりとリサーチをして有益な記事を書けば時間はかかるものの、意図した通りにアクセスを集めて収益化できるようになりました。
ただ、Googleの度重なるアップデートの影響で、有益な記事を書いても上がりづらくなっています。
実際に、2018年は健康ジャンルが大きく被害を受けて、多くの運営者が減収・撤退をした変動の年でした。
その他、情報をまとめただけの「まとめサイト」の評価が下がり、上位表示されたサイトの情報を集めてリライトしている人も上がりづらくなっています。
すべてのサイト・ブログは独自ドメインとレンタルサーバーで運営しているものの、検索が大半だからです。Google次第で、アクセスが大きく変動する可能性があります。
そのため、検索に依存する運営はリスクが高すぎます。
あらゆる媒体からアクセスを集めて、各所に散らばったユーザーにアプローチしてビジネスを組み立てる必要があります。
その1|ブログだけで終わらせずに、あらゆる媒体で発信すること
これまでも言われ続けてきたことですが、SEOに依存したブログはリスクが高いです。

ビジネスにおいて、「1は危険な数字」です。
収益を築いている柱が1つだけだと、それがなくなってしまった瞬間に終わりになってしまうからです。
このとき、検索流入以外でのアクセスがあれば、Googleのアップデートがあったとしても乗り越えられる可能性が上がります。
そのため、ブログだけではなくSNSなどの外部メディアとの連携が求められます。
たとえば、テキストベースのブログだけでは伝えきれない場合、YouTubeで動画も公開して記事内に埋め込んでお互いにリンクさせ合うなどです。たとえば、以下のようなイメージです。

その他にも、TwitterやInstagram、Facebookなどと連携させることも効果的です。

今も成果を出している人は、これを自然に使いこなしています。
同じ会社・人が運営している媒体を組み合わせて発信することで、真似されづらいオリジナルコンテンツになります。ブログだけだとリライトなどで真似されたりパクられたりする可能性がありますが、動画やSNSが絡むことで唯一無二になるのです。
たとえば、弊社が運営している「伊豆のぬし釣り」はまさにそれです。

ブログはSEOメインでやっていたとしても、SNSでファンを獲得して丁寧に交流をしていればそこから見てもらえるようになります。
もちろん、その逆もありますよね。
しかしながら、特に個人でメディアを運営する場合、リソース(使える時間や労力)は限られているので「あれもこれも」と手を出すのはオススメできません。
たとえば、ブログであってもYouTubeであっても初心者として始める場合は覚えることが多いため、中途半端で終わってしまう可能性が高いからです。
中には、ブログを積極的に書いた方が良いのに、ツイッターで「意識高い系」の発言をしてそれに酔ってしまう人がいます。

リスクを分散しようとして作業が進まなかったら本末転倒です。
どれも器用にこなせる人以外は、「ブログ+○○」といったように絞って運営するようにしましょう。
TwitterやInstagramは始めやすいため、そういった所から慣れていくとよいです。
可能であれば、動画で発信していくことを強くオススメ致します。動画は僕たちの生活の一部になり、急成長を続けているからです。
できる人なら、YouTubeとブログを掛け合わせて、それぞれの媒体の強みを生かしてライバルが絶対にマネできない唯一無二のオリジナルコンテンツを作成していきましょう。
情報は使いまわしができます。たとえば、ブログ記事に書いたことを抜粋してTwitterに投稿してもいいですし、同じ内容の動画を撮影・公開してもOKです。
1次利用2次利用といったように、1つのコンテンツから複数の媒体で情報発信をしていくと効率が上がり、統一感がで出てブランディングにも繋がるのでオススメです。
その2|情報をまとめるだけではなく経験談をベースに発信をすること
2019年も成果を上げ続けるためには、ただ情報を集めるだけではなく「体験談(一次情報)をベースとして発信する」ことが重要です。
上位表示しているサイトに書いてあることを網羅して書くだけでは、検索順位が上がらないからです。

検索意図を把握するための参考にする程度ならOKですが、作業的にまとめて内容はリライトではただのパクり記事以外のなにものでもありません。
つまり、あなた自身の言葉(一次情報)が入っていないコンテンツは価値がないということです。
極端な話、情報をまとめただけのコンテンツは「ゴミ記事」と同じです。
そうではなく、伝えるべきこと(書くべき内容)がわかったら、書き手の言葉で記事を作成しなければ誰も読みたいと思ってくれません。
たとえば、観光について情報発信をしているのに、実際は足を運ばずに拾ってきた画像や他のサイトのリライトでは誰の心も動かせません。
こういったまとめサイトは驚くほど多いです。
しかし、自分自身が足を運び、そこでの感情をそのまま記事にするだけで唯一無二のオリジナルコンテンツになります。
これが、経験談をベースにするということです。
同じ内容を発信する場合であっても、「適当に調べただけの情報」と「体験談」では全く異なる記事になります。

たしかに、観光地に行くときやお土産を買う際に検索をすると、「オススメ○○選!」みたいなのばかりです!
選べないから検索しているのに、結果的に解決しないことが多いです……。

このとき、実際に足を運んだ人の感情が入ったブログ記事があったら参考になりますよね。
失敗談や悩んだ理由があれば、共感するからです。
パンフレットよりも、「実際に行ってきた人」や「使っている方に話を聞きたい」と思うことを理解する必要があります。
たとえば、旅行先や商品の購入を決定する際、「レビュー(口コミ)」を見て買うことを決めますよね。
しかし、発信する側になると大半の方がこのことを忘れてしまい、事実だけを述べたつまらない記事を書いたりや他のサイトのリライトをしてしまったりします。

たとえば、まったくの初心者が「ブログを使って稼いだり集客したりする方法」をリサーチを元に書いたとします。
パッと見は良くかけていたとしても、そこに根拠(実績)がなければ信頼されません。
「それっぽいこと」しか書けないからです。

一方で、体験談や専門職としての熱意のある人が各コンテンツは面白く成果が出やすいです。
たとえば、弊社でコンサルティングをさせていただいている「(株)石川デザイン企画様」の事例を見ていきましょう。

石川デザイン企画様は、お庭の工事を受注するためのウェブサイトです。
検索からアクセスをしていただき、そこから無料のお見積りのお問い合わせを獲得する流れとなっております。
ただ、このサイトはたった18記事しかありません。
それでも、正しいSEOライティングとサイト設計をもとに、石川社長の熱い思いが詰まった完全オリジナルのコンテンツばかりなのでアクセスは増え続けています。

もちろん、無意味なアクセスではなく、このサイトからのお問い合わせだけで3か月先の工事まで予約でいっぱいです。
このサイトだけで、年間で3,000万円以上の工事を「下請け」としてではなく、「元請け」として受注できるまでに成長しました。
しかも、広告費0円です。

すごい!
このサイトがあれば、自動的に工事をしたいお客様がお問い合わせをしてきてくれますね!

広告とは異なり、しっかりと読み込んでくれたお客さまだけからお問い合わせが来るため、「石川さんにお願いしたい!」と考える熱心な方が集まってくれます。
お客様から直接受注できるから利益率も高いし、還元して低価格も実現できるのでwin-winの関係性です。
もう一例見ていきましょう。
次は、「まったくの初心者の状態の方」に弊社でコンサルティングをさせていただいた「美容系アフィリエイトサイト」の事例です。
アフィリエイトサイトのため、詳細は伏せさせていただきますのでご了承いただけますと幸いです。
なお、この案件の確定率は4~6割程度です。
それにも関わらず、Googleのアルゴリズムの変更の波に乗れたため、アクセスが急激に増えたのです。

Googleサーチコンソール

Googleアナリティクス
2018年10月だけで、10件のアフィリエイト報酬(1件1万円前後)が発生しました。
それに伴い、「○○(メインキーワード)+東京+安い」で1位になりました。

そこから4記事プラスされて、現在は合計12記事だけです。
それでも2018年11月は15件のアフィリエイト成果があり、発生合計金額が15万円前後となりました。
この方の場合、実際にあるジャンルの美容のことで悩んでいました。
そこで、それを解決すべく本人が体験をしてそれを「体験記」として事実を伝えるブログに仕上げたのです。
ご自身が悩まれていたため、同じ悩みを持つ方が見れば強い共感を生むコンテンツになっております。さらに、同様のコンプレックスを実際に体験して解決しているため、「私もこの人と同じように悩みを解決したい!」と必然的に思ってもらえる内容になっているのです。
「同じ未来を手に入れたい!」と思っている方が見てくれているため、「ここめっちゃよかったです!」というだけで成約していくのです。
もし、体験をしていないどころか、本人が悩んですらいなかったら同じような結果にはなっていなかったでしょう。
文章に感情が入らないため、共感されないからです。
石川デザイン企画様も美容アフィリエイトサイトを運営している方も、両者に共通しているのは「自分自身の言葉を使っている」ということです。
ここに本人の言葉がなければ、事実だけが述べられた情報がまとまっているだけのサイトになってしまっていたでしょう。
まとめるだけであれば誰でもできるため、今は良くてもいずれ成果が出なくなります。
そもそも論として、ブログは運営者の言葉を入れるのが基本ですが、これができない人はたくさんいます。
イノバースが運営しているウェブサイトはすべて、経験したことをベースに発信しています。また外注のライターに依頼する場合も、その道のプロ、あるいは経験者様だけに執筆していただけているから成果に繋がるのです。

だからこそ、これから先も成果を出すためには「体験談をベース」に発信していくことが大切です。
自社集客はもちろん、アフィリエイトサイトであっても体験談(一次情報)をベースに発信していけば十分に可能性があります。ライバルが書けないようなオリジナルコンテンツを作成して、差別化を強化して成果につなげていきましょう。
トップアフィリエイターの場合、リサーチで体験談のような記事を書くことができます。
ただ素人の場合、初めからプロと同じことを再現するのは不可能です。そのため、積極的に体験をしてあなたの言葉でブログを書いていくことから始めていきましょう。
1年以上成果なしでも努力できない人は何をやってもオワコン
最後に、どれだけ正しい努力でブログを取り組んだとしても、継続できない人は絶対に成果を出すことはできません。
すぐに収益化できるなら、今頃全員お金持ちになりますし、もしもあり得るなら飽和してそれこそすでにオワコンであると考えるのが自然です。
最低でも、初心者の場合は半年〜1年は無報酬でも試行錯誤が必要であると考えてください。
ブログはビジネスであり、本人がどれだけ頑張っていようが、寝る間も惜しんで記事を書いていようが読者(お客様)には全く関係ありません。
たとえば、全く知らない人が「寝る間も惜しんで毎日ブログを書いています!」と言われても、「知らんがな」で終わるはずです。
「やった分だけ成果が出る」と考えるのは経営者ではなく、従業員の考えです。
成果は一気に上がることはなく、必ず遅れて現れていきます。これを、「成功曲線」と呼びます。

一方で、経営者は成功すれば豊かになりますが、起業当初は寝る間も惜しんで下積みをして軌道に乗るまで無報酬で続けるからその先の報酬を得られます。
ブログで成果を出すということは経営者になることと同じです。
すぐに結果が出なくても、続ける覚悟を持って取り組みましょう。
以下の記事で詳しく解説させていただいているため、合わせて読んでいただけますと幸いです。
イノバースは今も、新しいコンテンツを作り・発信し続けています。
まとめ
ここで紹介させていただいた正しい方法で継続して取り組めれば、「ブログは今から始めるのは遅い」ということはあり得ません。
- 発信する媒体を増やして連携させる(SEOに依存しないこと)
- 体験ベースで一次情報にこだわる
この2つのことを徹底して、これから先のブログの成果にお役立ていただけますと幸いです。
様々な媒体から「あなたの言葉」を発信して、多くのファンの獲得を目指していきましょう。