與五澤 憲一(よごさわ けんいち)
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ビジネスは常にシンプルであり、「お客様を集めて行動させるだけ」です。
これをブログで行う場合、あなたが運営しているサイトを多くのユーザーに観覧してもらう必要があります。そして、お問い合わせをしてもらうための導線を作るだけで確実にお客様を集めることができます。
つまり、ブログの集客方法はアクセスを集めてお問い合わせをしてもらうだけです。
しかし、ブログを開設したからといって、何もせずにあなたのサイトへユーザーが訪れることはありえません。だからといって、SEO対策をしてくれる業者を頼ったり、PPC広告などに特化したりしても無意味です。顧客獲得に経費がかかり、利益率が悪くなってしまうからです。
また、「ブログを作れば集客できる」と勘違いしている人は多く、ウェブサイト作成会社へ数十~数百万円の費用を支払って自社サイトを構築します。
ただ、見栄え良く作ったとしても、誰にも見られなければウェブ上に存在していないに等しいです。
そこでこのページでは、ブログの集客に関する方法を、考え方から具体的手法まで公開していきます。これを理解することができれば、莫大なアクセスを集め、広告費を1円も使用せずに毎日お問い合わせやサービスの申し込み、商品の購入をしてもらえるブログを運営できるようになります。
1.ブログ集客の本質を理解する
ブログ集客を成功させるためには、ユーザー(お客様)を理解することから始まります。これを知らずになんとなくブログを運営していても、大きな成果を出すことはできません。
逆にいえば、ユーザーを知ることで、ブログでの集客、つまり「コンテンツマーケティングがなぜうまくいくのか」を理解できるようになります。
1-1.お客様の4つの種類
基礎的なことではありますが、お客様の欲求には、「ニーズ(必要性)」「ウォンツ(欲求)」があります。ユーザーが「商品が欲しい」と感じる瞬間はこれら二つの感情が高まったときであり、基本的にそれ以外は行動しづらいです。
これを見込み客に当てはめると、以下のような図になります。

このように、見込み客は4つの種類に分けることができ、それぞれ商品に対する欲求が異なります。一つずつ解説していきます。
1-1-1.いますぐ客(ニーズ高:ウォンツ高)
いますぐ客は、ニーズとウォンツの両方が高く、「商品をいますぐに欲しい」と考えている人のことを指します。
広告で集まるお客様は、このいますぐ客だけです。
たとえば、「夏になるまでの3か月以内に、10kgの減量をさせたい。ただ、苦労はしたくないので、サプリメントを使用したい」と考えているような人のことです。この場合、広告などをうって商品を目の前に出してあげるだけで、簡単に買ってくれます。
ただ、いますぐ客は全顧客の1%程度しかいないため、競合他社との奪い合いになります。また、ウェブ広告の単価は毎年どんどん値上がっており、ライバルに勝つためにさらなる費用を投じた結果、利益率が下がってしまいます。
1-1-2.おなやみ客(ニーズ高・ウォンツ低)
おなやみ客の場合、必要性は感じているものの、「欲しい」という欲求がないお客様のことを指します。
たとえば、「夏までにダイエットを成功させたいが、具体的な方法で迷っている」といったお客様のことを指します。要は、「必要性を感じているが、どこで商品を購入しようか」と悩んでいる人のことです。
1-1-3.そのうち客(ニーズ低・ウォンツ高)
そのうち客とは、サービスや商品に興味があるものの、「今はまだいいかな」という状態のお客様のことです。
たとえば、商品やサービスを今すぐに利用してはくれないものの、資料請求をしてくれたりメールマガジンへ登録をしてくれたりする人のことを指します。
ここで顧客教育を行うことで、必要性を認めてくれるようになり、商品やサービスを購入してくれるようになります。
1-1-4.まだまだ客(ニーズ低・ウォンツ低)
まだまだ客とは、たとえばダイエットに関心はあるが、今の段階ではそれがしたいとも必要であるとも考えていないお客様のことです。
「太りたくない」という気持ちがあり、常に意識はしているものの、目の前に商品があったとしても見向きもしません。
1-2.潜在顧客を獲得できるようになる
ブログ集客で失敗してしまうパターンは、たった1%しか存在しない「いますぐ客」を追いかけ、莫大な広告費を投じてしまうことです。前述の通り、競合他社もいますぐ客を獲得しようと考えています。ウェブ広告は入札式であるため、広告費は上がる一方です。
これでお客様を確実に獲得でき、十分に利益を確保できれば問題はありません。
しかし、何らかの原因で広告が出せなくなった瞬間に、売り上げはストップし、会社が危機的状況に追い込まれる可能性があります。
一方、ブログ集客の場合、1%しかいないますぐ客だけではなく、残りの99%の「潜在顧客(せんざいこきゃく)」の獲得もできるようになります。
潜在顧客とは、あなたが扱っている商品やサービスの必要性に気づかせてあげることで、見込み客になりえるお客様のことを指します。
たとえば、ダイエットに興味がある「まだまだ客」であっても、「事前に予防しておかなければ大病になる可能性がある」や「常にスリムでいることで、美容に絶大な効果がある」などの情報を伝えることができれば、その必要性や欲求を刺激することができます。
それに気付くお客様は一定層いるため、潜在顧客から商品の購入へ進む人が必ず現れます。この流れをセールスファネルと呼び、図にすると以下のようになります。

セールスファネルの「ファネル」とは、ペットボトルに水を移すときに使用する「漏斗(じょうご:ろうと)」に似ていることから、この名前が付けられています。
ブログでの集客を成功させることができれば、広告では獲得できない99%に値する膨大な数のお客様をあなたの見込み客にすることができます。
また、購入に近づくにつれ、「これが欲しい」という必要性に、「ここで欲しい」といった欲求が合わせるため、「これをここで買いたい」という状態になります。すると、商品の価値は価格を上回り、値段がいくらであっても売れるようになります。
つまり、ブログ集客をマスターすることができれば、価格競争から抜け出せるだけでなく、広告費を1円も使用せずにあなたの言い値で商売ができるようになるのです。
2.ブログの集客がうまくいかない理由
次に、ブログでの集客がうまくいかない理由について触れて行きます。これを知っておけば、同じような過ちを犯すことがなくなるため、確実に抑えておきましょう。
2-1.デザインのみを重視するのは無意味
これは冒頭でも述べた通り、見栄えばかりを意識したブログは全く持って価値がありません。そのブログの存在、あるいはURLを知っていない限り、検索されることはないからです。
しいて言えば、SNSなどで「見てください」といえば多少のアクセスは集まるかもしれません。
しかし、一時だけであり、リピーター、つまりファンにはなりません。
見栄えが良いに越したことはありませんが、重要なのはブログの中にあるコンテンツ(記事)です。ひたすらユーザーに対して、有益な情報を届けることだけを考えてください。
たったこれだけのことを実践するだけで、宣伝をしなくてもアクセスをしてくれるお客様が少しずつ増えていきます。
2-2.ユーザーはあなたのサービスに興味はない
これはブログ集客に限ったことではありませんが、ユーザーはあなたの商品やサービスに全く持って興味がありません。抱えている悩みを解決できるかどうかが分からないからです。つまり、必要性に気づいていません。
たとえ世界一おいしい料理が作れたり、誰が聞いても涙する歌声を持っていたりしても、その存在や必要性を認知してもらわなければ、そこには価値はゼロです。
ただ、多くの人はこれに気づかずに、自社の商品やサービスの質を上げようとしてしまいます。
しかし、それは全く意味をなしません。
そうではなく、まずは認知度を高め、あなたのブログの存在を知ってもらう必要があります。そこで初めて、ユーザーから指示されるようになり、商売が繁盛していきます。
先に述べた通り、99%のお客様は商品の必要性や、「それが欲しい」といった欲求に気づいていません。
そのため、まずはユーザーにとってためになる良質なコンテンツをたくさん作り、アクセスを集めることだけに専念してください。それができて初めて、あなたのブログはたくさんのお客様に認知されるようになり、少しずつ商品が売れていくようになります。
ブログ集客とはまさにマーケティングであり、これさえできればお客様に困ることはなくなります。
地元にあるおいしい飲食店よりも、多くの人が全国にどこでもあるコンビニを利用するのは、大手企業がマーケティング能力に長けていることを認識してください。
もちろん商品の質も大切ですが、経営者として、それ以前の問題に気付く必要があります。
これではビジネスを拡大させることは難しいため、「価値の意味を知り、付加価値をつけるたった1つの思考とは」を見て基礎を身に着けておきましょう。
3.ブログの集客を成功させる2ステップ
冒頭で述べた通り、ブログの集客方法は難しく考える必要はありません。アクセスを集めて、お問い合わせをしてもらえる仕組みを構築することさえできれば、誰でも自動集客装置を手に入れることができるのです。
逆を言えば、アクセスを集めるだけではお問い合わせを獲得することはできませんし、ユーザーに見てもらうことができなければメールや電話が来ることはありません。
このどちらか一方でもかけてしまうと、ブログで集客することはできないため、確実におさえておきましょう。
一つずつ解説します。
3-1.ステップ1:良質な記事を書く(アクセスを集める)
ブログの集客を成功させる方法は、良質な記事を書き続けるほかありません。実際に、弊社のクライアント様の実績を見てもらえば分かる通り、高品質な記事を書き続けているだけで一ヶ月で16万pv(ページビュー)も獲得しています。

これは、コンテンツを作成し続けただけであり、外的SEO(被リンク)などの小手先のテクニックは一切、使用していません。
また、現在は更新頻度はあまり高くはないものの、アクセスは少しずつ順調に伸び続けています。
ただし、コンテンツはただ作成すればよいというわけではありません。何度も説明をしている通り、何よりも質が重要だからです。ここでいう記事の品質とは、コンテンツの数や文字数ではなく、ユーザーに対して有益な情報を提供しているかどうかです。
そのため、書いていく記事は日記のような内容ではいけません。ユーザーが求めているのは悩みを解決してくれる答えであり、あなたの私生活ではないからです。
このとき、ブログを運営する上で最も重要な考え方があります。それは、お客様がアクセスをしてくるのはトップページではなく、コンテンツ(記事)ページであるということです。
3-1-1.アクセスはトップページではなく、コンテンツに集まる
先に述べた通り、お客様は自分の欲求に気づいていません。そこで、まずは情報収集から始めます。
美容室を例に挙げて考えてみましょう。
たとえば、「傷んだ髪を治したい」と考えている女性の場合、「傷んだ髪 補修」といったキーワードで検索をする可能性があります。
また、「カラーをした髪を長持ちさせたい」という悩みを持っている人の場合、「カラーリング 長持ち」といったキーワードを入力して検索をするかもしれません。
ここで気付かなければいけないことは、「ユーザーは店名で検索をしていない」ということです。
つまり、前述の通り、お客様がアクセスをしてくるのはトップページではなく、末端にあるコンテンツページから訪れるのです。

ユーザーは悩みを解決するために検索をしているため、その答えを記す記事を多数用意しておかなければ、アクセスは集まってきません。
逆を言えば、お客様に役立つ記事を大量に作成することさえできれば、アクセスは自然に集まるようになり、トップページも次第に見られるようになります。
すると、このブログを運営している美容院の名前も少しずつ有名になり、最終的に「〇〇(地名) 美容院」と検索をしたときに、トップページも検索上位に現れるようになるのです。
そのため、ブログ集客を成功させるためにあなたが行わなければいけないことは、お客様のためになる有益な記事を更新し続けることだけです。
つまり、SEO対策などといった無駄なことを考える暇があったら、ユーザーのためになる記事を書き続けている方が簡単に莫大なアクセスを集められるようになるのです。
小手先のテクニックを探した瞬間に、甘い誘惑を持った悪徳業者に足元を見られてしまうため、必要のない契約を結ぶことになりかねません。
このようなリスクを防ぐために、ただひたすらお客様の役に立つコンテンツ(記事)を書き続けてください。たったこれだけを徹底して行うだけで、自動的にアクセスは集まってきます。
たとえば、美容室を経営している場合、「自宅でもできる傷んだ髪を補修する方法」や「カラーリングした髪の色を長持ちさせる方法」などが良いでしょう。
髪の悩みを解決する有益なコンテンツを増やし続けていくことで、髪質で悩んだときに、このお店に来店してくれる確率が上がります。
一方、弊社が運営する「見積り外構工事」の場合、お庭(エクステリア)の工事をしたいお客様を集めるために、「見積りのチェックの仕方」や「手抜き工事を防ぐ方法」などを公開しています。
これにより、毎月150件以上のお問い合わせを電話やメールにていただいています。もちろん、広告費は1円も使用していません。
もし、「ブログで集客を成功させたい」と考えているのであれば、SEOにお金をかけたり裏技を探したりすることを今すぐにやめてください。それは時間の無駄以外のなにものでもありません。
そうではなく、コツコツと良質なコンテンツを作成していれば、お金を使用せずに確実にアクセスを集めることができるようになります。
3-2.ステップ2:お問い合わせをしてもらうための導線を作る
当然のことながら、莫大なアクセスを集めることができるようになるだけでは、お問い合わせをしてもらうことはできません。資料請求や電話をしてもらうような導線を作っておかなければ、ザルに水をそそぐようにアクセスを無駄にしてしまいます。
このようなリスクを防ぐために、ブログに集まってくれたお客様にお問い合わせをしてもらう仕組みを必ず作成してください。
最も一般的なのは、コンテンツ(記事)が終わる一番下に「お問い合わせはこちら」といった場所を用意して、ユーザーに行動をしてもらいます。これを、CTA(コールトゥアクション)と呼びます。

上記図のような場所に、オファーを用意しているブログやサイトを何度も見たことがあるのではないでしょうか。実は、あれがCTAなのです。
前述の通り、お客様は末端にある記事にアクセスをしてきます。ただ、ユーザーが求めているのはあなたの会社のセールスではなく、検索したキーワードの悩みを解決する情報、つまり「本文」です。
このとき、商品やサービスのオファーだからこそ、一番目立つ上に設置したい所ですが、これは絶対にやめてください。前述の通り、お客様はあなたに全く興味がないため、この状態の人に売り込みをかけるのはただの迷惑行為だからです。
そのため、売り込みをしたい気持ちをぐっと抑えて、お客様が抱える悩みを解決する答えとなる記事をじっくりと読んでもらうことに専念してください。
このとき、「とてもためになった!」と思ってもらうことができれば、SNSでシェアしてくれるかもしれませんし、他のページも読んでもらえる可能性があります。
ただし、この時点ではCTAをクリックしてもらえる確率は低いです。むしろ、広告と見間違えてしまうため、気付くことすらないこともあります。
3-2-1.単純接触効果でユーザーをファン化させる
そもそも、人は1度や2度訪れたサイトのことを覚えてはいません。求めているのは記事の本文だけだからです。
とはいえ、おおよそ3回程度、同じブログを利用するようになると、「またここを利用してる」と初めて気付きはじめます。
すると、「このブログはとても勉強になる」と思ってもらえるようになり、ファン化するのです。
このように、何度も利用することで少しずつ警戒心が無くなり、最終的に好感度を抱いてくれる現象を、心理学では「単純接触効果(ザイオンス効果)」と呼びます。人は何度も見たり聞いたりしたものには、信頼感を覚えるようになるのです。
単純接触効果とは、認知心理学の一つであり、人は、何かしらの対象物と繰り返し接することで、警戒心が薄れ、好意度が増していくという法則のこと
たとえば、毎日のようにテレビやラジオで放送されているCMの商品を、一度も使用したことがないにもかかわらず、店頭で見かけた瞬間に思わず手に取ってしまった経験はないでしょうか。
これが洗剤の場合、実際に使ってみなければ分からないにもかかわらず、CMで謳っている「洗浄力」をいつの間にか信じきって購入してしまいます。
これがまさに単純接触効果であり、私たちの潜在意識(せんざいいしき:無意識の感情)に商品に対する好感度を抱くように、日々のCMで刷り込まれているのです。悪く言えば、「洗脳」です。
もちろん、これは大手企業が意図的に行っていることであり、これをマーケティングと呼びます。
これと同じように、ブログの集客ではお客様のためになる記事を増やし、それを何度も読んでもらいます。すると、単純接触効果が少しずつ現れるようになり、お客様をファン化させることができるのです。
ここまで来て初めて、CTAに気づいてもらえるようになり、「この会社だったら信頼できる」と思ってもらえるため、お問い合わせをしてくれるのです
また、すぐにお客様になってくれない潜在顧客であっても、将来その商品やサービスが必要になったときに真っ先にあなたの元へお問い合わせをしてきてくれます。
そのため、ブログ集客で重要なのは、すぐに離脱をさせずに、最後までしっかりと読んでもらうことに意味があります。これができなければ、お客様をファンにさせることができないため、結果としてお問い合わせをもらうことができません。
ブログ集客を成功させるためには、まずはユーザーのためになるコンテンツを用意して、圧倒的な価値を与える必要があります。
セールスを行いたい気持ちをグッとこらえることができれば、お客様は確実にファンになってくれるため、確実に集客を成功させることができるしょう。
次項では、ブログ集客で欠かすことができない「アクセスを集める手法」を紹介させていただきます。
4.集客に適したブログの構造:SEO対策について

ブログ集客を行いたい場合、サイトの構造を上記図のようにする必要があります。これが最もシンプルでありながら、SEO効果を最大限に発揮することができます。
- トップページ
- カテゴリーページ
- コンテンツページ
もし、あなたが運営しているブログがここで紹介した3階層になっていない場合、今すぐにその構成を見直すことをお勧めします。
なお、ブログのSEO対策を行いたい場合、当サイト内の「今すぐできるブログのSEO効果を最大化させる24の項目」をチェックすることで、ユーザーと検索エンジンの両方から評価される構成にすることができます。
4-1.ターゲットを決める
ブログを運営する上で、大前提として明確なターゲットを設定しておく必要があります。
これはサイトに訪れた人がお問い合わせをするゴールであり、あなたが最終的に集客したいと考えているお客様のことを指します。これを、「ターゲティング」と呼びます。
このとき、「ダイエットをしたい人」のように、あいまいな内容ではだめです。
もっと具体的に、「出産後に痩せづらくなった体を、食事制限などの無理をせずに元の体に戻りたいと考えている30代後半の女性」のように、細かくターゲットを絞り込む必要があります。人物像を限定することで、該当する人により響き、「私のことだ」と思わせることができるからです。
明確なターゲットが決まったら、そのゴールに向けてコンテンツを作成していきます。
すると、設定したターゲットがサイト内へ訪れてくれるようになり、あなたが提供するサービスや商品の必要性に気づき、「欲しい」という欲求を持ってもらえるようになります。
具体的なコンテンツの作り方は、「初心者でもロングテールSEOを確実に成功する5つのやり方」を見ることで理解できるはずです。
4-2.キーワードについて理解を深める
記事を執筆する際は、常に「ユーザーは何を考えて検索しているのか」を考える必要があります。検索エンジンを利用して調べ事をする人は悩みを抱えていて、それを「解決したい」と思っているからです。
たとえば、「ダイエット 方法」というキーワードをもとに考えてください。このとき、「ダイエット フィットネスクラブ」や「ダイエット 食事制限」などのキーワードで検索する可能性も十分に考えられるはずです。
それにもかかわらず、どのような理由で「ダイエット 方法」というキーワードで検索をしているのかを真剣に考える必要があります。
たとえば、「ダイエット 方法」で検索をしている人の場合、「どのような方法があるのか知りたい」と考えている可能性があります。
一方、「ダイエット 食事制限」というキーワードで調べ事をする人の場合、「ダイエットを成功させる秘訣は、食事を見直さなければいけない」と思っているかもしれません。
このように、キーワードを見つめなおすことで、「ユーザーがなぜ、今このタイミングでそのキーワードを検索しているのか」が手に取るように分かってきます。これを、表面ニーズ(キーワード)と潜在ニーズ(解決したい悩み)と呼びます。
4-2-1.表面ニーズと潜在ニーズを理解する
前述の通り、「キーワード」は表面ニーズであり、「ユーザーが解決したいと考えている悩み」が潜在ニーズです。
たとえば、「ブログ 集客方法」というキーワードで調べ事をする人は、「ブログを使った集客方法を知りたい」といった表面ニーズがあります。
一方、実際の悩みである潜在ニーズは、「誰かからの紹介や広告ではなく、新規顧客を獲得できるようなブログの運営方法があれば知りたい」と考えているということが予想できます。
このように、お客様は心の奥底に悩みがある上で、それを解決するための方法をキーワードにして検索しています。これを常に意識することで、「ユーザーが何を知りたいのか」が手に取るように分かるようになります。
そして、キーワードから見えてくるユーザーのニーズ(悩み)を満たすことで、サイト観覧者と検索エンジンから「良質なコンテンツ」として認識してもらえるようになり、検索結果で上位表示されるようになります。
まとめ
このページで述べてきた通り、ブログを活用した集客には、小手先のテクニックは存在しません。やるべきことは、「ユーザーに対して良質なコンテンツを作成し続けるだけ」です。
これを継続的に行うことができればブログでの集客は思い通りにいきます。
つまり、コツコツと質の高いコンテンツを更新するだけで、あなたが運営するブログには莫大なアクセスが集まるようになり、毎日お問い合わせが絶えない自動集客装置を構築することができます。それも、1円の広告費も使用せずにです。
そのために、徹底的に「お客様が抱えている悩みを解決する」ことだけに専念してください。
>>次のページでは、集客できるブログの作り方を紹介します
ぜひ、以下よりご登録ください。